旅館・ホテルを中心にコーディネーターとして日本のあちこちに出かけています。美しいもの・心和むものを見つけて綴ります。

2008年06月22日

結髪にかんざし

日曜日、
今日もいつものように出勤の私ですが、
娘達の学校が休みの分、部活動エトセトラの時間までいつもよりゆっくり眠れます。
少し休日気分で気持ちも華やぎます。
  

これもいつものことですが、習い事や美容院、買い物など、娘達の用事の送迎にも忙しく、合間を縫って仕事です。

今日は・・・・motifのディスプレイ指導&商品打ち合わせ
           ↓
来週OPEN施設&六本木ヒルズ展示品の作品打ち合わせ
           ↓
浴衣柄デザイン確認&新規デザイン作成
           ↓
エトセトラ、エトセトラ・・・・・・   と仕事。





そういえば、娘達も今年の夏祭りにどんな浴衣を着たいかなどあれこれ話している様子。
しかし、私の思い描く情緒ある浴衣とは異なるものの様子。

団扇・襟足・燈涼し・線香花火・後れ髪・香り・夕凪・下駄・帯・虫篭・蚊取り線香・湯・・・・・最後に・・宿・・・と
日本情緒に酔いしれながら提案書製作中、デスク横の小箱を思い出しました。

仕事に疲れたときに、ふっと眺めて元気や美意識を取り戻すアイテムのひとつに
<かんざし>があります。





私自身は日常でも着物のときでも、
髪飾りは華美なものが苦手でほとんど装うことはありません。
またアンティークが好きで着物も帯も、フランスやアメリカの古着もよく購入し着用していますが、
どうしてだか<かんざし>は少し怖くて購入できません。





しかし、これらはまとめて、デッドストックとしてある化粧品店(昔の小間物や)の蔵から出たもの。
未使用のため、平気ですし、何より当時のデザインの遊びに感動して買い占めたのでした。





色を重ねた襟を、美しく品よく抜いて、
結い髪にかんざし・・・・・今時の洋装でこれほど、後ろからの見られ方を意識したものは
ほとんどないのでは?

私も含め、
美にうるさい友人達もそれほど気にしていないというのが実情でしょう。





少しぼけていますが、これは鼈甲の2羽のすずめのかんざしです。
桃色のお花を頭に付けて飛ぶすずめ・・・・・なんてキュート!


いつか可愛い大人になって、バランスよくこれらのかんざしを結い髪に挿してみたい・・・と。
こういった自分に課するお題、難題なほど燃えながらあれこれ思案し、またデスクワークに戻りました。