旅館・ホテルを中心にコーディネーターとして日本のあちこちに出かけています。美しいもの・心和むものを見つけて綴ります。

2008年07月05日

13700円のお湯のみ

加賀温泉郷・・・・・歴史もあり、良い泉質の温泉や情緒ある宿はもちろんですが、
ほかにもいろいろな楽しみがあります。

山中温泉にはとても素敵な商品セレクトの和食器店(私はかなり好きです)が1軒、
そしてあまりにも有名な山中塗り、その漆器店が並びんだ町並みを歩くのは楽しいものです。

そして、山代温泉。
前回の電車と違い、車で移動してきた私は、
打ち合わせ終了後、九谷焼のSHOPを数件回りました。

九谷焼吉田屋写し





最近、骨董屋で手に取るものが<古九谷>が多く、気になっていたところ・・・・
しかし、私と骨董屋の女主人の共通した意見、
「九谷焼は器としては使いにくいから茶器や酒器なら欲しいよね。」

現代の一般的なきらびやかな九谷焼は他の器とあわせてコーディネートしにくく、
どうしても存在が単体で目立つもの。

そして、須田菁華店を訪ねました。
魯山人が作陶の手ほどきを受けた窯としても有名で、店内は敷居の高い印象です。
器に負けないよう凛と背筋を伸ばしてしばし器に見入ります・・・お客様はわたしひとり
・・・まさしく心地よい緊張感。





登り窯を修復中で時間がかかるということでしたが、
お湯のみを2つ、製作いただくように御願いいたしました。
1年後かもしれませんし、もっと先かもしれませんが、待つ楽しみもいいものです。


お昼はこの須田菁華さんのご夫婦が紹介してくださった片山津のイタリアン。
いつものひとりランチですが、インテリアも良く、おいしくいただきました。






そして、帰り道で撮影した御母衣湖・・・・
芦原温泉・和倉温泉・そして山代温泉の出張では、いつも怯えて通った道でしたが、
こうしてゆとりを持ってみるととても綺麗な風景です。
今日の東海北陸全線開通で、急ぐ旅では通らなくなりそうですが、いつかのんびり走ってみたい道でした。






ひとつ13700円の湯のみは決して安くはないのですが、
気に入った良いものに触れる・・・という意味では、あまり価格が気にならない私でした。
しかし、どこかで節約しなくては・・・という意識が働いたのでしょう。
帰宅後、明日はお弁当の日と知ってスーパーに出かけ、
180円のたこウインナーか、それとも380円のものか・・・・と10分近く悩んでしまいました。(笑)











Posted by 住 百合子 at 14:50 │出張にて