贅沢な蟹の食べ方

住 百合子

2014年01月09日 13:32

関西の三大人気温泉地のひとつ、
兵庫県の城崎温泉に来ています。


城崎温泉といえば、、、、

志賀直哉の〈城の崎にて〉、但馬牛、麦わら細工、竹久夢二、オンセンジャー、、、、
そして、やっぱりカニでしょう!






毎年毎年、
嬉しい事に蟹の解禁時期、冬の日本海の仕事があって、
私はかなり美味しい目にあっています。


三国のタグ付き蟹、
唯一、日帰りで捕れる間人のブランド蟹、
松江でも、山代温泉でも、能登でも、カニカニカニ!









ところが今回は様子がわからない。

というのも旅館の仕事ではないため、オーナーが夕食をどのように考えているのかが読めず。


「今日の夕食、誰か誘ってSでも行きますか?」
「そうですね、私は嫁に夕食はいらないと伝えてますから大丈夫ですよ。」
と、いつものランドスケープデザイナー。







二人で彼が施工を手伝ったという城崎地ビールのグビガビ?でランチをとったのだけど、
今回は蟹が食べれないかもしれない、、、、、と思った私は、
〈蟹のペペロンチーノ〉をいただく。




その後、昼、夜ともに雨の城崎で現場確認。



そして、オーナーと店舗の打ち合わせ。



すると、オーナーがおっしゃりました。


「今夜はSで料理を食べましょう。その後、宿に戻って11時まで飲みましょう。」
「11時まで?大丈夫ですか、お忙しいでしょう?」
「翌朝早いので11時までならお付き合いできます。では行きましょう!」









さて、そのS。

私は二次会でしか来たことの無い店なのだけど、
改めて頂くと、とーっても美味しい。


ラーメンやチャーハン、唐揚げぐらいしか知らなかったが、
びっくり!、、、、、、、この刺身のクオリティは何?!但馬牛の美味しさもさることながら、このソースの絶妙さはどういうこと??


特にセコ蟹(北陸だとセイコ蟹のコト)の美味しさには感動!
食べれないと思っていた蟹が登場しただけでも嬉しいのに。








はしゃぐ私に、オーナーは更なる感動を。

蟹の贅沢な食べ方の一つ、新鮮な蟹の時期しか出来ない
蟹のフリッター。


シンプルにお塩を付けていただく。
あー、私、城崎にいるのね、、、、蟹食べてるのね、、、、、と夢心地(笑)








すると、社長が私を表に呼び、
なんとも小汚いダンボールを開けるとそこには木箱に入った蟹!
まだ動いてる。



「こんなとこに置いてて盗まれませんか?!」
「大丈夫、大丈夫、それより住さん、一匹持って行って宿で食べたらどうや?」



あのダンボールはカモフラージュのため?
蟹の入手ルートは色々だが、こちらのSは息子も蟹漁をしているようで、相当いいものが届く様子。
蟹も色々なんですね。




さて、宿に戻って飲みなおす私、ランドスケープデザイナー、オーナー、そしてFB友達の新人スタッフさん、
何だかんだと盛り上がり、盛り上がりすぎてお開きは2時半だった。(笑)



気の合う城崎温泉メンバー、
楽しい仕事がスタートです!


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