2015年 お正月(伊勢海老編)
次女が東京へ戻り.ました。
明日には長女も戻り、私も最終で栃木県に・・・・もうお正月気分も終わりです。
今回、
記録に残したい<お正月>シリーズを書きましたが、
これがラスト。
<海無し県>の私たちは、魚介への憧れが半端ないのですが、
今年のお正月はあの<伊勢海老>で一家が湧きました!
東京でのお正月料理をいろいろ考えていた際に、
海老が大好きな長女からリクエストがありました。
<やはりおせちのメインは伊勢海老がいいな・・・>
■ニュー浜島さんで、いつもこうして生きた伊勢海老を見てそれをお料理してくださる。
というわけで、伊勢海老と言えば志摩!
幸いにも仕事先の社長は
<伊勢海老祭り保存会>の会長をなさっている。
美味しい伊勢海老は、社長に聞くのが間違いない・・・と
魚屋さんへ連れて行っていただきました。
■魚屋さんにて。大きさにより分けられています。
社長 「どのくらいの大きさがいいんですか?」
私 「家族4人で少し食べれれば十分なので、大きいのを1匹でOKです。」
支配人 「ダメ、ダメ、伊勢海老はひとりに一匹じゃないと。」
社長 「そうそう!一人一匹ですよ。昨夜の温泉蒸しもひとり一匹だったでしょう。」
とういうわけで、
東京の住所を知らせたところ、年末に伊勢海老が5匹届く。
私たちは、嬉しすぎて・・・・
このおがくずに入った伊勢海老がのそのそと動く様子を
動画にまで撮ったほど。
おまけに、今から食べる伊勢海老ではあるが、
<エビゾウ>と名付けて、はしゃいでいました。(笑)
皆さん、伊勢海老を調理したことがありますか?
私は何度かいただいて調理しましたが、・・・・・・今回のような活きのいいのは初めてかも。
社長は
「伊勢海老は蒸すのが一番、美味しいですよ」
と、いうようなことをおっしゃっていたが、
この大きな伊勢海老を蒸す鍋は、東京2LDKには無い。
そこで検索してみると・・・
<伊勢海老は、塩なしの熱湯に入れて茹でる。激しく暴れるので押さえること>
というわけで、準備して
伊勢海老をつまみあげたところ・・・・
長女が叫ぶ。
「ママ!伊勢海老が自分で脚を切って落としている!!!!」
次々に落ちる脚に緊張する私たち・・・・・
これは<自切>という行為で伊勢海老がショックなときに行うらしい。
そして、熱湯へ入れたのだが、大失敗・・・・・
あたりまえですが、暴れてキッチンはベタベタに。
そこで美味しさは落ちるかもしれないけれど、
塩なしの水に入れてじっくり調理。
残酷なようだけど、どちらもとても美味しかったです。
それにしても、
本当に海無し県の私たち・・・・魚貝に弱くないですか?
そしてまた、
東京で過ごしている間に、
城崎温泉からカニが届いていて、
昨夜は長女とふたりで<蒸しかに>三昧をしました。
こんなに魚貝を食べて身体が可笑しくならないかと思うほど、
幸せだった2015年 お正月。
来年は大きな鍋を買って、伊勢海老に再トライしようと思います。