音楽とオシャレ
仕事が詰まっていることと、
帰省する家族と過ごす時間優先ということで、
10年ぶりの中学校の同窓会も欠席した私でしたが、
1月3日、この日だけはお出かけしました。
そう、
私も幹事を務めた<篠田先生を囲む会>が開かれたのです。
篠田先生は、岐阜出身で
初赴任先の高山市日枝中吹奏楽部をいきなり県下でもトップクラスまでに育てた方。
私の6歳上から、
ひとつ下の学年までなんと8学年の吹奏楽部OBがこの日、
懐かしい篠田先生に会いたい想いで大集合いたしました。
様々な挨拶の中で、
篠田先生の大きな功績のひとつとして紹介されたことが、
今の飛騨の吹奏楽を牽引するメンバーのほとんどが、この篠田先生の生徒であること。
そう詳しくない私も、確かに・・・と思う。
飛騨吹奏楽会の黄金期?的なメンバーが多いし、
熱い挨拶文を寄せてくださった欠席したメンバーも、国内トップクラスの演奏家だったりする。
そういえば先輩にも後輩にも教員は多く、
その上、中学の吹奏楽部の顧問だらけで・・・・(笑)
それにしても、
みんな何かしら音楽を続けているようで、ちょっと私は寂しい。
今の生活では、
電車でも、どこでも創作できる<短歌>で精一杯で・・・・・でもゆとりができたらまた楽器に触りたいな。
さて、宴たけなわな会場では、
当時の演奏した曲が流れるのだけれど・・・・・これが驚くほど上手い。
そして、自分たちの演奏した曲の時は、
どのパートもみんな、いまだに指が動き出してしまう!
譜面が浮かぶ!(笑)
ある、吹奏楽の重鎮の先生は
<今より質の悪い楽器で、よくここまで演奏できていると思います(笑)>
とおっしゃっていたが、ホント・・・・凄い!
何の差なんだろう?
残念なことに、篠田先生はその後小学校の教員となり、
吹奏楽部で指揮を振ることはなかったようで・・・・それもまたまた<伝説の先生>になっている要因なのでしょうか。
3時間という限られた時間で、出席者全員と話をすることはできなかったけれど、
会ったこともない先輩がほとんどの中、すぐに打ち解けるのもいい感じ。
出席者の胸には、
氏名と担当楽器名。
<それでは、先輩の皆さんはトランペット、トランペット、フルート、チューバですね。>
<私はフルートです>
<私はクラリネット!>
部室の話とか、日枝中横のお好み焼き屋の話とか、
懐かしい・・・・・
この日の夕食は、母と外食予定だったので、
私はすぐに出来上がったばかりの集合写真を見せる。
母の反応は、
<やっぱり音楽をする人って、お洒落な人が多いのね>
どこを見てそう言っているのかはわからないが、
そうかもしれない。(笑)
篠田先生のスニーカーも、
先輩のネクタイも、ステキだった。
そうそう、一つ上の学年の女性の先輩(恐ろしく美人が多い!)が10名くらい出席していたのだが、
口々に言われました。
<しかし大下(私の旧姓)は変わんないわねー>
13歳の私と51歳の私・・・・・人って変わらないものなのかもしれませんね。
さぁ、仕事します!
いい顔になって、また皆様に会えますように。