エアメールに学ぶ

住 百合子

2016年07月02日 21:21

ここ数日間、懐かしい歌を日々口ずさむ私。

それは松任谷由美ことユーミンが、
荒井由美だったころの名曲<青いエアメール>。


ホント、病のように口ずさむことで、
何かを消そうとしているのかもしれません。







きっかけは、
母の病室に飾られたエアメール。


なんとロンドンの長女からのもので・・・・
母はもう一日で3回読み返したという。


普通の祖母と違い、孫に執着しない母なのに
よほど嬉しかったその内容を私も読ませていただく。


あら、あら!






就活を経て、綺麗になった長女の文字がぎっしりと詰まったそのエアメールには、
私が読んで瞬時に泣いてしまったように、
まるでドラマの脚本のような文章が綴られている。



さすが、長女・・・と変に感動しながら
病室を出る。





次に夫から家族ラインでこの画像が届く。

父の日を意識したっぽいメッセージカードは、
なんともイギリスっぽい?美しく少し威圧感があるような気品漂うもの。



そういえば、
最近の<家族LINE>は私以外の三人が英語でやりとりするという、
どこかつらいものになっている。(笑)
日常会話で意味はわかるんだけど、なんとなくこなれた人しかつかえない印象の会話で、
文法中心の私は、この輪に入るのをあえて避けています。


あー、学ばなきゃね。






そして、今朝。

ロンドンで眠る前の長女からメールあり。


<ママ、カード届いた?>


出張で不在で、
昨夜はそのまま友人と飲みに出かけたので気づかなかったが、
なんと、私にもエアメールが!・・・・・



そして、
今朝の母への訪問でそのカードを読む。


なんて、エアメールっていいものなんでしょう!


これは、瞬時に届くメールと違い、
その丁寧なプロセス(課程)が良いんだろうな。


1、長女からメールで<ばあばとママにに送るカード、どれがいいと思う?>と相談メールあり。
2、長女はロンドンの街でそれを購入する。
3、語学学校の寮の小さなデスクで、懸命にメッセージを書く。
  いろいろと組み立てられた文章を書くまでには、カードの大きさとそこを埋める文字のバランスなど
  最近私達が行わないバランスを伴った作業が発生する。
4、そして、封筒に入れて、切手を購入してポストに投函する。


今回、このエアメールに学び、
この稀にみる忙しさだからこそ、丁寧に仕事をしなきゃと反省する。


頑張ろう。
いつも前向きに頑張りましょうね(笑)









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