いよいよ長女の出国日が近付いてきました。
そして、その前に
なんとか時間を作りたい嬉しい<プレゼント>をいただいたのです。
それは、仲良し女将から
<お嬢さんの就職祝いに当館に招待しますよ。平日なら大丈夫だからいらしてくださいね。>
とお声がけいただいたこと。
めっちゃ嬉しい!と喜ぶ私達ですが、
なにせ出張続き乃私に、引っ越しなどで意外と忙しい長女。
なんとか鬼怒川→富山泊→高山で長女をピックアップして下呂へということで
泊まりに行ってきました。
日々、旅館泊の私ですが、やはりプライベートは違いますね。
ゆっくりと御抹茶などいただきながら、
ポーチや浴衣を選ぶ。
それもかなり真剣に!
「このポーチ・・・・可愛い!ロンドンに持っていこうかな。」
「この柄は花が好きそうじゃない?じゃぁ、花にあげようかな・・・」
センスが問われるこの瞬間、私達は気が抜けません。(笑)
そして、さっそく
とろりとした下呂温泉の湯に浸かる。
さすが、日本三名泉・・・・いつもながら良いですね。
客室の露天風呂はあとでゆっくり入ろうねと大浴場を堪能し・・・・・食事!
これは、もう・・・・感動モノ。
この仲良し女将はフードコーディネーターでもあり、
鬼怒川や熊本などでも一緒に仕事をした。
美意識が高くて、ホントに勉強になる。
どれもこれも綺麗、美味しくて・・・・・
私達は、写真を撮りまくり!
その後、私達の部屋にて、
女将と三人で女子会。
というより<人生レクチャー会>??
23歳の長女に私達はいろいろと語る。
<20代からみたら、30代、40代なんてオバサンと思うかもしれないけれどそうじゃないのよ。
これがこれで良くって・・・ますます磨きがかかるというか・・・>
とか。
<日本にいたらダメ。グローバルに生きなきゃ。ドバイあたりに住んで海外での人脈を構築したほうがいい>
とか。
どれもこれも可笑しくて・・・・刺激的!
そして、12年前の自分の仕事を確認する旅でもあり・・・・・
この人気旅館は、私の代表作のひとつでもあるのですが・・・・
あら?
あら?
良い仕事してるじゃない!と自画自賛しながら、
ちょっと恥ずかしかったりして。
早いものですね、12年・・・・私達ずっと走ってる。
彼女のように、
会社を大きくすることも何も出来ない私だけど、
彼女と出会えたことで、今の自分があると思う大切な友人だ。
また二人で旅行に行けるといいな。
女子会は深夜まで続き、
翌朝、またお茶を飲んで3人で語る。
この季節、
美しく伸び伸びと育つ木々や葉の勢いある庭を眺めていると
なんだか、私達も、もっともっと伸びていけそうな気がしてくる。
頑張らなきゃね・・・・・
最後に長女が
<ロンドンのお土産、どんなものがいいですか?>と聞くと
<北海道といえば、アイヌのくまの木彫りのように、いかにもロンドン!ってものが好きです>
と答える彼女。
ベタにロンドン??な土産って何だろう?
次回はこの土産を持って帰国した長女と、同じくメルボルンから1年ぶりに帰国する次女と
3人で下呂へ行こうと思います。
夏前OPEN・・・・さぁ、頑張りましょう!