いつも、滅多な事では連絡してこない長女からの着信があったのは、
ちょうど南房総での宴席中でした。

慌ててかけ直し、話を聞くと「うーん・・・」とうならされる内容。

先日行われた英語のスピーチコンテストの結果、
ホストファミリーのもとで過ごすオーストラリア行きのメンバーに選ばれたとの報告。
しかし生徒会の執行部として９月に７日間の韓国行きが決まっている。
主催者が同じなので、明日までにどちらかを選択しなくてはならないけどどうしよう？との事でした。

家や店でオーストラリアのものを探したけど何も無く、その産物であるフルーツカードを選んで撮影。






先生はなんとおっしゃってるの？と聞くと、
オーストラリアはスピコン（略語だそう）でおまえが自分で勝ち取ったものだし・・・・と。
でも生徒会のメンバーは執行部だっておまえが選挙で勝ち取ったものじゃないか、と。

韓国かオーストラリアか？と聞かれて安易に答えられないのは、
近いとか遠いとか、費用とか、時間とか・・・ではなく、
すべての経験が大きく影響するこの年代の旅であり、遊び目的の一般的な旅とは違うからでしょうか。


簡単なアドバイスをして宴席に戻り、
早速その話題をすると、やはりみんなが　「うーん・・・・」
・・・難しい・・・・と。

どちらかというとオーストラリアかな・・・・と言うかたが多かった印象でしょうか。
韓国に７日間滞在という旅もなかなかできないだろうし・・・・与えられると、人間は欲張りなものです。（笑）

そのまま出張が続き、
数日後に戻った私はどちらを選択したかを長女に尋ねました。
すると、答えは＜韓国＞


寒かったソウル郊外





オーストラリア派よりだった私も、
一昨日行なわれた説明会の詳細資料を見て納得、この旅は素敵な経験が出来そうです。

4回の研修を経て、出発する韓国旅行、
昨年、旅慣れたガールフレンド達とプランを組んで出かけた私のソウル旅行と比べると、
同じ国とは思えないような充実した旅になるのでしょう。


「オーストラリアの方が絶対楽しいと思うけど、執行部のメンバーと旅がしたいの。
　いつかお金を貯めて、オーストラリアにはまた連れて行ってください。」

了解、と答え、
私自身も行こうかな・・・・カンガルーに会いに、ホストファミリーのもとへの英語プチ留学・・・・
と新しいこと・・・考え始めました。（笑）
こういう知的な企みはいいものですね。