旅館・ホテルを中心にコーディネーターとして日本のあちこちに出かけています。美しいもの・心和むものを見つけて綴ります。

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2015年05月01日

ハニーな夢を


気持ちの良い日、
日本中、どこもが晴れた今日。


昨年から始動してきたプロジェクト、
和歌山県の<ホテル アバローム紀の国>さんのスイ-ト ルーム3室が
OPENです。


さっそく、お部屋のご紹介です。





まずは、1010号室、新しい名前はえ・・っと・・・・(??)


イメージは少しNYな、モダンな、男性的な、色気のある部屋。


最後の最後にBEDに天蓋まで付けれることとなり、
とても楽しい部屋になりました。




実はこの部屋は
おおがかりな改装は何もせず、
床・壁・天井と家具を変えた程度。


コストバランスも良く、かなり表情を変えた部屋・・・・・





特に、このマラケシュ(モロッコ)のような床が好き。


そして、次は1008号室。

新しい名前は<Precious Room>





ここは、もうわかりやすく<ブライズ ルーム>仕様のインテリアに。



花嫁さんがお支度をしたり、
そのままお泊りいただくことを強く意識した部屋。





BED ヘッドにはたくさんの額を飾りましたが、
この中味はすべて<ラブレター>・・・・なんだか、ストーリーがありませんか。
愛を伝え合って、やっと結ばれる的な!(書いていて照れますね)


イギリスのラブレターの壁紙を張って、その上にフレームを取り付ける・・という施工で
なかなかいい感じ。


グレーの壁と、この黒いフレームがアクセントになって、
甘い部屋を引き締めています。




この部屋の照明は全て電球色のLEDにしてありますが、
このお支度するミラーまわりは白色に。


もう女優ミラー状態に、
美しく顔を映し出してくれます。

全身ミラーも光り、プリンセス気分・・・・・





どの部屋もそうなのですが、
クッションやBEDラナーを外すと、実は落ち着いたカラーの部屋になります。


シャンデリアも着脱できるので、
ブライズ ルームではなく一般の宿泊の際には、
もっとシックにすることも可能なのです。







3日前の現場から
仕上がった写真を娘たちに送ったところ、意外にも
<電話がカワイイ!>という評価がありました。



ここも、小さなこだわりですが、
空気清浄器、加湿器などの家電はしっかりデザイン家電を指定し、
電話機は3室とも違うデザインに。


女性は、こういう小さなところが好きですものね。






三室目は、1008号室新客室名は<灯  AKARI>


この部屋は和を意識したデザインで、
ちょっと大人で、グレードのある部屋。



プランナーの女性たちが名前を付けたそうですが、
<灯>に込められた想いはどんなことなのでしょうね。
優しくて、ほっとする・・・・そんな部屋なのかな。






BEDヘッドは布団張りパネルを仕立てて張り込む。


もう、この部屋のココは、
というより、和歌山のこの部屋のココは・・・・絶対にコレ!と決めていた
<梅>柄の輸入ファブリック。


1007号室のカーペットも<梅>ですし、
やはり和歌山といえば<梅>ではないでしょうか?(笑)






そして、和歌山といえば、
青い海に、緑の山々。







フリンジやタッセルなどを久しぶりに豊富にあしらえることができ、
今回の仕事も、本当に勉強になりました。


縁あって、
和歌山の仕事が続きますが、
どの施設もカラーが違って、とても楽しい。






次回、アバロームさんに立ち寄った際には、
ぜひ、スイートルームでお泊り下さい・・・とお声掛けいただいたけれど・・・・・



さて、選べるのなら、どの部屋にしようかな?


家族で泊まるなら1010号室。
   (BED4台にもなります)


母と泊まるなら1007号室。
   (広いお風呂にTVなどあります)

独りなら1008号室で、
夜中、鏡を覗きこむ?







どの部屋でも、とてもスイートな気分で?(笑)
ハニーな夢をみれそう。


その上、窓からは和歌山城もみれる。

ぜひ、和歌山にお越しの際には、このお部屋にいらしてくださいね。



  

Posted by 住 百合子 at 14:09Comments(0)